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先日、最高検察庁の検事の方から2009年5月までに実施予定の裁判員制度に関して
お話を聞く機会があった。正直言って私自身がこの制度に関してあまり良く理解していなかった
次第であるが以下に挙げるいくつかの重要なポイントを把握できた。ちなみに第2次
大戦前には日本にも陪審員制度があったことを知らずにいた点は法学部出身者として
恥ずかしい限りである。
 
(1)裁判員が担当する裁判は原則として選挙人名簿から選ばれるので基本的に地元の
  裁判所で扱われる事件の裁判を務めることになり、かなり遠方の裁判所まで出かけて
  行く必要はまずない。
 
(2)裁判員は通常は6名で構成され、プロである裁判官3名と一緒に計9名で裁判を行う。
   ちなみに最終的な判決は裁判員ではなく裁判官3名の中の裁判長が下すことになる。
  
(3)裁判員としての拘束日数は事件にもよるが多くの場合は数日間で終了するものと
      見込まれている。
 
(4)裁判員として選出された場合は通常は裁判が実施される日の6週間前までには
      通知される。
 
(5)裁判の日数に応じて日当や交通費が支給されるが、必要に応じて宿泊費も支払われる。
 
現実に裁判員に選ばれた場合に日本人の国民性から考えて裁判の過程で積極的に意見を
述べる人が多いのかどうかはやや疑問ではある。しかしながら、実際にこの制度がスタートすれば
裁判のスピード化も進み日本にとっては大切な流れとなるので時間はかかるであろうが徐々に
国民の中に裁判員への参画意識が定着していくのであろうと思われる
                                                                                                F.S
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