ヘッドハンターとアシスタントのブログ
ヨーロッパの著名な哲学者であったカント氏は時間管理を徹底されて
いたようで、例えば朝の散歩でも町の様々な場所を通過する時間が
一定していたと言われている。すなわち町の住民にとってはカント氏の
散歩にすれ違うことで正確な時刻がわかったとの逸話があるくらい
である。
さて、私も早朝地下鉄の駅へ急ぐ経路でよくすれ違う50歳代の
男性がいる。彼は時間に正確なようで彼とすれ違うことで時刻を
再確認できるので、彼は私にとっての”カント氏”のような位置付けで
ある。何故彼が目に止まったのかと言うと、私の想像では
脳卒中の後遺症ではないかと思われるが足をかなり不自由にされて
いて杖をつきながら一生懸命に歩いておられるからである。おそらく
不自由な体なので通勤ラッシュを避けて早朝に会社に向かうように
努めておられるのであろう。
その”カント氏”に先日すれ違う機会があった。相変わらずすれ違う
時刻はそれほど変わらないようであるが、何かいつもとは様子が違う。
と思ったらどうやら歩き方が違うことに気がついた。要は杖をつかずに
自らの足で歩くように必死に努力されていたのだ。杖は持つには
持っていたが手に抱え一歩一歩自らの足で大変そうながらも
歩いていた。おそらく”カント氏”は今までよりもより早く家を出られて
いるに違いない。ゆっくりでも一生懸命に前に一歩一歩進むその姿
には胸を打たれた。”カント氏”に少しずつでも早く歩けるようになることを
心から祈った。
F.S
いたようで、例えば朝の散歩でも町の様々な場所を通過する時間が
一定していたと言われている。すなわち町の住民にとってはカント氏の
散歩にすれ違うことで正確な時刻がわかったとの逸話があるくらい
である。
さて、私も早朝地下鉄の駅へ急ぐ経路でよくすれ違う50歳代の
男性がいる。彼は時間に正確なようで彼とすれ違うことで時刻を
再確認できるので、彼は私にとっての”カント氏”のような位置付けで
ある。何故彼が目に止まったのかと言うと、私の想像では
脳卒中の後遺症ではないかと思われるが足をかなり不自由にされて
いて杖をつきながら一生懸命に歩いておられるからである。おそらく
不自由な体なので通勤ラッシュを避けて早朝に会社に向かうように
努めておられるのであろう。
その”カント氏”に先日すれ違う機会があった。相変わらずすれ違う
時刻はそれほど変わらないようであるが、何かいつもとは様子が違う。
と思ったらどうやら歩き方が違うことに気がついた。要は杖をつかずに
自らの足で歩くように必死に努力されていたのだ。杖は持つには
持っていたが手に抱え一歩一歩自らの足で大変そうながらも
歩いていた。おそらく”カント氏”は今までよりもより早く家を出られて
いるに違いない。ゆっくりでも一生懸命に前に一歩一歩進むその姿
には胸を打たれた。”カント氏”に少しずつでも早く歩けるようになることを
心から祈った。
F.S
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