ヘッドハンターとアシスタントのブログ
先日、かっての小泉内閣の閣僚であられた竹中平蔵先生に
直接お話を聞く機会がありました。私が先生にいくつか質問した
中でどうしてもかねてから聞きたいことが一つだけありました。
それは、「小泉内閣の中で郵政民政化実現のためにマスコミから
だけでなく自民党内からもかなりの強いパッシングを長期間受け続け
られましたが、小泉内閣に入るまで政治経験のなかった先生が
どのようにパッシングによる精神的ストレスを解消されたのでしょうか?」
という質問内容です。
質問の後に「例えば先生の好きな谷村新司氏の歌をカラオケで歌われて
解消されたのですか?」という冗談交じりに軽い問いかけをしたりしましたが
先生はにこやかに微笑みながら丁寧に回答してくれました。
回答の内容は、現在一般企業の中でも精神的ストレスにより
”うつ病”をはじめとする精神病に悩まれる方が増えてきている中で
そうした状態に陥らないための最も実行かつ有効な内容であると思いました。
要は、竹中先生は閣僚時代にそのストレスを決して自分1人で抱え込むのではなく
家族(奥様)やチーム竹中のメンバーにストレスを抱えている現状を常に”話す”ことで
すなわちストレスを皆で共有することで解消されたとのことでした。よく女性は解決策を
求めるのではなく、家族や友人にただひたする”話す”ことでストレスを解消すると
言われますが、自分で悩みやストレスを抱え込むのではなく周囲に”話す”ことに
より自分のストレスを他人と共有することはストレス解消の最も有効な
解決策の一つなのでしょう。
インターネットによるメールではなく直接肉声で自分の状況を打ち明けて
しまうと確かに気分が軽くなるものです。仕事上で何か悩みごとがあれば
職場の上司のみならず仲間や外部の友人にひたすら”話す”ことで
ストレスから離れるように努めたいものと先生の回答からつくづく思いました。
F.S
F.S
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